家族がいる幸福と不幸
かなり久しぶりにここへ来た。
存在を忘れることはなかったけれど、必要とはしていなかったから。
以前文字にした悩みも、すぐに薄れてしまったから、私は幸せなのだろう。
今週はずうっと気持ちが沈んだままだった。
生理前であり生理が始まったからかもしれないし、天気が悪かったからかもしれない。
仕事も上手くいかなかった。
そんな日ばかりで、昨日は彼の家に突然行ってしまった。
癒されたいなあと、誰かに甘えたいなあと、働くようになってからよく感じるようになった。
これまでどれだけストレスのない世界にいたか、身にしみて分かる。
まあ、もっぱら今もゆとりの中にあるけれど。
しかしそんな疲れた今週だったわけだけれど、やっと金曜日が来たところで追い討ちをかけるように身内が煩い。
ひとにとって家族とは何なんだろう。
我が家の場合、父親が煩い。
頭が悪いくせに、意地っ張りで、せっかちで、完璧主義で、自己中心的だ。
そして昔から、本当に突然、癇癪を起こす。
男の人の暴力や大声は本当に苦手だ。
小さい頃のそれらは、一生忘れることができないから。
もちろん私たち子供が悪いときもあるし、育ててもらった恩義というものも感じている。
近頃の主夫具合にはかなり助けられているし。
だから嫌いにはなれないけれど、私はあの人のような人間とは絶対に結婚しないと決めている。
ただ、これから結婚という流れになったときに、親を紹介しないといけないことが苦痛でしかない。
どこかで親のことを馬鹿にしているのだろうか、恥ずかしいと思う気持ちはおかしいだろうか。
早く家を出たい。
打算とは
年齢を重ねて、こうはなりたくないと思っていた女に近づいてしまった。
と言うよりはもう、そうなってしまったかもしれない。
この人と結婚したらという想像をしたときに、いかに自分が過ごしやすいかが非常に重要で、
過ごしやすさって言い方はぼんやりとぼかしているけど、
つまりは人間関係だったり金銭面だったり勤務先や勤務地だったり。
超いやな女だ。
好きな人がいること
月9のタイトル「好きな人がいること」、決してミーハーなわけでは無い。
確かに1話は観たけれど。
好きな人がいると、世界が変わるよ
とはよく言ったものだ。
今、身に染みて分かる。
好き
とまではいかないけれど、久しぶりに、会うとどきどきとしてしまう相手ができた。
会いたいな、今日は会えるかなと楽しみにしてしまう相手ができた。
そのひとに会うかもしれないからと、身だしなみをこれまでよりきちんとするようになった自分に気付いて、「ああ、こんな気持ちもあったんだな」と思い出す。
ふらふら、ふらふら、
ふらついてはだめだね。